手すり
日常生活において、歩行の安定や方向転換、ベッドからの立ち上がりなど、手すりはさまざまな場面で大きな助けとなります。手すりは安定のための形の違いから2種類に分けられます。
据え置き型
主にベッドや布団から立ち上がる際につかまることで転倒を防止します。さらに、そのまま方向転換に使うことも可能です。
安定のために下部にステンレス製や鉄製の金属板があるものが安心です。片手でつかむものもあれば、玄関などで身体を間に入れ両手でつかんで使うものもあります。
突っ張り型
介護する方にとって、負担が軽減されます。ベッドの高さや角度を変えることで介助がしやすくなり、無理な体勢で介護をしなくてもいいので、体にかかる負荷が小さくできます。介護者の負担が軽くなるため、「迷惑をかけて申し訳ない」という介護される方の精神的負担も軽減されます。